施工をめぐる状況調査等、その施策に協力してまいりました。
当組合は全基連との連携のもと、業種の見直しによる「基礎ぐい工事業」の確立に関し、要望根拠を明確にするため、組合員各位にアンケートを昨年も実施し、国土交通省への要望書提出に協力し、その実現を目指しております。経営戦略・教育・安全・情報の諸事業のさらなる充実と、多年の願いである「優良・適格業者選定制度による特記仕様書記載」による評価された“専門工事業者が受注できる仕組みづくり”も国土交通省はその実現に踏み出しております。また、建設業法上の主任技術者に位置付けられた「登録基礎工基幹技能者制度」は12年の事業経過をしておる中、建設技能者能力評価制度の設立により、その育成と活用は、元請・行政施策とも大いに一致しており、基礎工事業の存続のための“必須事業である”認識をもって推進して参ります。また「特定技能外国人制度」による当組合加入希望も年々増加しております。以上、昨年の事業を本年も継続推進するとともに「組合員のメリット創出」に関する諸事業の推進には全基連と協議・協力して組合員各位に広くお報せいたしますが、厚生労働省東京労働局の指導による組合員が支給される公的支援方策事業、「登録基礎工基幹技能者受講助成金」、「建設教育訓練助成金(基礎杭オペレーター及び整地・運搬オペレーター定期教育)」等の助成金制度活用の実施による公的資格取得者の育成を致します。特に組合員の希望の多いJR重機講習会を開催するとともに、組合員利用度の高い“ボーリングデータ提供システムサービス”も引き続き継続して参ります。また、組合機関誌『組合だより』は発刊以来267号を迎えました。組合はこれらの情報提供により皆様方の発展に微力ながら、もてる力を発揮して参ります。
最後になりましたが、組合員各位のご尽力に厚く御礼を申し上げるとともに業界の皆様の本年のさらなるご発展とご多幸をお祈り申し上げ新年のご挨拶とさせていただきます。 |