東日本基礎工業協同組合 未来は地球とともに 低騒音 低振動 排出ガス対策施工
HOME 組合について 組合の事業 組合NEWS 「くい打ち」ってなぁに? お問い合わせ
組合NEWS
最新の活動
おすすめ情報
バックナンバー
最新の活動
 

新年のご挨拶 2025年1月1日
村岡理事長
東日本基礎工業協同組合
理事長 村岡 良実
 令和7年の新春を迎え謹んでお慶び申し上げます。
 本年、当組合は設立して65年目を迎えますが、組合員各位と組合がさらなる発展をされることを心よりお祈り申し上げます。
 昨年は当基礎業界は、「働き方改革」「建設技能者賃金アップ」が検討される中、工事発注量が減少し、景況は停滞しましたが、当組合は関東地方整備局に対し建設労働需給市場調査や建設工事の工期・施工をめぐる状況調査等、その施策に協力してまいりました。

 当組合は全基連との連携のもと、多年の念願である業種の見直しによる「基礎ぐい工事業」の確立に関し、この数年の状況変化による要望根拠を明確にし、国土交通省への要望書提出に要望四団体に協力し、その実現を目指しております。経営戦略・教育・安全・情報の諸事業のさらなる充実と、多年の願いである「優良・適格業者選定制度による特記仕様書記載」による評価された“専門工事業者が受注できる仕組みづくり”も国土交通省は「専門工事業の施工力の見える化」事業の手直し検討によりその実現に踏み出しております。また、建設業法上の主任技術者に位置付けられた「登録基礎工基幹技能者制度」は13年の事業経過をしておる中、建設技能者能力評価制度の設立により、その育成と活用は、元請・行政施策とも大いに一致しており、基礎工事業の存続のため本年も“必須事業である”認識をもって推進して参ります。また「特定技能外国人制度」による当組合加入希望も年々増加しております。以上、昨年の事業を本年も継続推進するとともに「組合員のメリット創出」に関する諸事業の推進には全基連と協議・協力して組合員各位に広くお報せいたしますが、厚生労働省東京労働局の指導による組合員が支給される公的支援方策事業、「登録基礎工基幹技能者受講助成金」、「建設教育訓練助成金(基礎杭オペレーター及び整地・運搬オペレーター定期教育)」等の助成金制度活用の実施による公的資格取得者の育成を致します。特に組合員の希望の多いJR重機講習会の開催等も引き続き継続して参ります。また、建設技能者の不足する中、従来の「建設労働者確保育成事業」に加えて、本年度より「業界別人材確保強化事業」の2本柱で推進してまいります。組合機関誌『組合だより』は発刊以来274号を迎えました。組合はこれらの情報提供により皆様方の発展に微力ながら、もてる力を発揮して参ります。
 最後になりましたが、組合員各位のご尽力に厚く御礼を申し上げるとともに業界の皆様の本年のさらなるご発展とご多幸をお祈り申し上げ新年のご挨拶とさせていただきます。


(一社)全国基礎工事業団体連合会 会長 梅田 巖  
 
梅田会長  令和7年の新春を迎え謹んでお慶び申し上げます。
  昨年は、ウクライナ及び中東情勢の混迷に加え、衆議院選挙やアメリカ大統領選挙の結果も影響し、不透明で不安定な状況が続きました。物価高騰や円安の影響も有り、日本経済は依然として厳しい局面にあります。こうした中、私たち建設業界においても、昨年4月より「時間外労働の罰則付き上限規制」が導入され、労働環境の改善が一層求められております。「人は石垣、人は城」と言われるように、人材こそが最も重要な資産で有り、建設業界の更なる発展には「人・もの・かね・情報」の充実が不可欠と確信しております。

しかしながら、建設業を支える人材は依然として厳しい労働環境に置かれており、マンパワーの不足が深刻化しています。このような状況を踏まえ、職場環境の整備や適正な賃金水準の引き上げ、健全優良企業や職場環境改善宣言企業等の認定取得を目指し、魅力ある会社づくりに連合会は取り組みます。そして、「人・もの・かね・情報」強化のため次の三つの施策に注力して参ります。
 第一に、新規入職者の採用です。建設業の人気が低迷する中、新卒採用が難しくなっていますが、高校や大学との関係を深め、地道かつ継続的な採用活動を行うことが肝要です。第二に、外国人労働者の積極的な採用と育成です。言語や文化の違いはあるものの、適切に育成すれば大きな力となり、業界に新たな可能性をもたらすものと信じています。第三に、高齢労働者の活用です。年齢による制約を設けず、本人の健康管理の徹底と会社による適切なサポートを行い、高齢者が安心して働ける環境を整備します。これらの取り組みにより、「人・もの・かね・情報」を充実させ、業界全体の発展に貢献してまいります。 また、教育・安全、情報・広報、経営戦略に関する従来の諸事業を推進するとともに、業界の新たなる課題にも取り組んでいく所存です。
 以上の諸事業の推進に当っては、会員・組合員・賛助会員をはじめ関係団体及び専門家諸先生の皆々様と理事役員をはじめ各事業委員会の皆様のご協力を旧倍にもましてお願い申し上げるとともに、旧年の多大なるご協力・ご支援に連合会を代表して厚く御礼を申し上げます。
 最後になりましたが、業界の皆様の本年のご発展とご多幸を祈念しまして、年頭のご挨拶とさていただきます。

 
 

 




Copyright (C) Toukikyo. All Rights Reserved.