等に向けての意見具申をするとともに、建設工事標準下請契約約款の改正により法的措置が実現し、本年度もさらにその完全実現に大いに期待するところです。
当組合は全基連との連携のもと、業種の見直しによる「くい打ち基礎工事業」の確立にまい進するとともに、経営戦略・教育・安全・情報の諸事業のさらなる充実と、多年の願いである「優良・適格業者選定制度による特記仕様書記載」による評価された専門工事業者が受注できる仕組みづくりと、建設業法上の主任技術者に位置付けられた「登録基礎工基幹技能者」の育成と活用は、行政施策とも大いに一致しており、基礎工事業の存続のための“必須事業である”認識をもって推進して参ります。「組合員のメリット創出」に関する諸事業の推進には全基連と協議・協力して組合員各位に広くお報せいたしますが、東京労働局の指導による組合員に対する公的支援方策事業、「登録基礎工基幹技能者受講助成金」、「建設教育訓練助成金(基礎杭オペレーター及び整地・運搬オペレーター定期教育)」等の助成金制度活用や「2級土木施工管理技士講習会」の実施による公的資格取得者の育成を致します。JR重機講習会は引き続き開催するとともに、組合員利用度の高い“ボーリングデータ提供システムサービス”も実施して参ります。また、組合機関紙『組合だより』は発刊以来234号を迎えようとしております。組合はこれらの情報提供により皆様方の発展に微力ながら、もてる力を発揮して参ります。
最後になりましたが、組合員各位のご尽力に厚く御礼を申し上げるとともに業界の皆様の本年のさらなるご発展とご多幸をお祈り申し上げ新年のご挨拶とさせていただきます。 |